まいどです!
深夜1時前に帰宅すると、ヨメさんが起きてました。
「今日中に相談したいことがある」と言い始めたので、ドキドキしてると・・・
ポケモンGoのコトでしたーーー!
今じゃないとアカンのーーー!
寿命縮まるわーーー!
ども!夫婦でポケモンGoにハマッテル、伝票アドバイザーの福井です。
先日、伝票を拝見する機会がありました。
その時に「切取りミシンは、無くてもイイのでは?」と思ったので、ブログに書きます。
切取りミシンは、こんな感じ
切取りミシンは、こんな感じのものです。
ミシンが入っていて、ここで切り離せます。
手書きの領収証で使われることが多いですね。
「糊止め製本」と「ホッチキス止め製本」の違い
本題に入る前に、少し製本の説明を。
製本には、「糊止め」と「ホッチキス止め」の2種類あります。
名前の通り、背の部分を糊で固めてます。
糊でガチガチに固めている訳ではなく、上の写真のように手で外せます。
もう一つのホッチキス止め製本は、物理的に外れないようにホッチキスで止まってます。
こちらも名前どおりの製本っす(笑)
糊止めとホッチキス止め製本の違いは、伝票を手で外せるか?外せないか?です。
ホッチキス止め製本で伝票を外すためには、先ほどの切取りミシンが必要になります。
「切取りミシン」+「ホッチキス止め製本」には意味があります
具体的に「領収証」で、説明しますね。
お客さまに渡す領収証と、お店(会社)が持つ領収証(控)の2枚1組になっていることが多いです。
領収証に金額などを書き込んだ後、お客さまに渡す領収証はミシン目で切取って渡します。
お店が控えとして持つ領収証には、切取りミシンが入ってません。
また、ホッチキスで製本されているので、控えの領収証は物理的に切り離せないようになってます。
控えの領収証が切り離せない理由は、失くしてしまうと領収した金額が分からなくなってしまうから。
ホッチキス止め製本で、ミシン目がなければ切り離せないので、控えは製本内に残ります。
これだと余程のコトがないかぎり、控えがなくなることはありません。
でも、お客さまに渡す領収証は切り離せないと困るので、ミシン目が入っているんです。
全てに切取りミシンは必要?
先日拝見した伝票は2枚複写。
ホッチキス止め製本でしたが、2枚とも切取りミシンが入ってました。
その時に思ったのが、『ミシンは無くてもイイのでは?』
全てにミシンを入れてしまうと、製本内にナニも残りません。
だったら、切取りミシン+ホッチキス止め製本ではなく、ミシンを無くして糊止め製本にしても、機能としては同じになります。
例外はあります。
伝票を記入するときの作業性で、全てにミシンを入れた方がイイときもあります。
例えば、屋外で記入しなければならなくて、糊止め製本だと外れて記入に困るので、ホッチキス止め製本にしたいとき。
余程の理由がない限り、「全てに切取りミシン+ホッチキス止め製本」にする理由は無いと思います。
全てに切取りミシンを入れない方がイイ、大きな理由
全てにミシン目を入れないほうがイイ、大きな理由は工程にあります。
ミシンを入れないときは、「印刷」→「製本」
ミシンを入れるときは、「印刷」→「ミシン入れ」→「製本」
「ミシン入れ」の工程がないぶん、安くなります!
日々使う伝票は、安いほうがイイですよねーーー
「全てに切取りミシン+ホッチキス止め製本」の伝票をお使いでしたら、仕入れ業者さんに相談してみてください。
「切取りミシンなし+のり製本」で、安くなるハズです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

福井務

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