まいどです!
もうすぐ今期のフィナーレを迎えるNFL。
撮りためた録画を見てるので、ケッコウ寝不足です(笑)
前回のブログでスーパーボウルに出るペイトリオッツを書いたので、今回は対戦相手のイーグルスを書きます。
レギュラーシーズンのQBはウエンツ
レギュラーシーズンの成績は13勝3敗(リーグ1位タイ)
16戦のうち13戦で先発QBを務めたのがウエンツでした。
2016年ドラフトで、全体2位でイーグルスが指名。
1戦目から先発QBに起用されるものの、シーズンは7勝9敗で地区最下位。
2年目の今期は12戦目まで10勝2敗とチームを引張るのですが、13戦目に膝前十字靭帯を切ってしまい今期の復帰は絶望となってしまいました。
スーパーボウルに出れるのでは?という勢いがあっただけに、ウエンツを失ったイーグルスに暗雲が漂うことになります。
苦労人のQBフォールズ
ウエンツに代わってQBを務めたのがフォールズ。
2012年にイーグルスから指名され、オールスターゲームであるプロボウルに選出される活躍をするものの、2015年にはラムズに移籍。2016年にはチーフス、今期からウエンツの控えとしてイーグルスに復帰した苦労人です。
先発QBになれそうでなれなかったフォールズ。
そんなフォールズが13戦目途中からウエンツの代わりに出場します。
31-28イーグルス リードから引き継ぐのですが、途中ラムズに逆転されるものの、なんとか43-35で勝利。
その後のレギュラーシーズンを2勝1敗で乗り切ったフォールズ。
第1シードでプレーオフに臨むのですが、思うことは
「フォールズで勝てるのか?」
レギュラーシーズンでフォールズの試合を見てます。
とにかくフォールズに無理をさせない。
短めのパスを投げることが多く、フォールズに自信をつけさせようとする意図を感じました。
そんなフォールズで、負けたら終わりのプレーオフ勝てるのか?というのが正直な感想。
プレーオフの初戦は、去年スーパーボウルに出たファルコンズ。
かなり際どい試合でしたが、ナンとか15-10で勝利
勝てばスーパーボウルに行ける試合相手はバイキングス。
セインツをゲーム終了間際で逆転して波に乗るバイキングスを38-7で一蹴。
ファルコンズ戦では慎重なフォールズでしたが、バイキングス戦では点差が開いたこともあり、ロングパスを何本も通すほど伸び伸びプレーしてました。
イーグルスの勝利を支えるもの
長々とQBウエンツとフォールズについて書いたのは、オフェンスの大黒柱であるQBの現状を知ってほしかったからです。
ブレイディならともかく、フォールズの力だけで試合に勝つのはムリがあります。
プレーオフを勝てたのは、オフェンスではなくディフェンスが強いから。
主なレギュラーシーズン守備成績(32チーム中)
喪失ヤード:総合4位(パス17位・ラン1位)
失点:4位(18.4点/試合)
堂々の成績ですが、プレーオフに入ってから更に磨きが掛かった感じ。
ファルコンズを10点に抑え、バイキングスを7点に抑えてます。
どちらの試合もレギュラーシーズン平均失点の18.4点を下回ってます。
また、得点を許したのは前半だけで、後半は完封してます。
オフェンスで点が取れなくても、それ以上に失点を抑えるディフェンス。
ディフェンスがイーグルスの勝利の原動力だと思います。

福井務

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